先日、大阪万博へはじめて行ってきた。そのときの大まかな感想はこちら。
その日にいくつかパビリオンを見たが、中でもPASONA館と電力館は個人的にはかなりお気に入り。今回はその2つのパビリオンのうち、PASONA館の魅力について語ろうと思う。世界観が1本しっかり通ってて、本当に良いパビリオンだと思う。
PASONA館の公式サイトはこちら⬇️
https://www.pasonagroup.co.jp/expo2025/
PASONA館の魅力
私は大きく3つの魅力を感じた。
予約なしでも入れる
西ゲートから来場した私はすぐにPASONAへ向かったが、すでに予約のみの受付となっていた(10時時点)。しょんぼりして他の場所へ行ったが、諦めきれずもう一度PASONAへ向かったところ、予約なしの人の案内をちょうどやっており、運良くほぼ最前線で並ぶことができた。10分足らずで入場(10時25分頃)。
このパビリオンに限らず、今回の大阪万博は予約の人を優先しつつも、不定期に予約なしの受付もやっている。一度ダメだったとしても、時間を置いてから再訪問するのはアリだ思う。
自分のペースで展示を見れる
PASONA館では、自分の好きなペースで展示を見ることができる(6月下旬時点のことなので、今後どうなるのかわからない)。
これは計画を立てる際に、大きく貢献してくれる要素だと思う。「次にも予約が続いてるから、PASONAは早めに見て回ろう」とか、逆に「次の予約までは時間があるから、PASONAはじっくり見ていこう」とか、スケジュールに柔軟性をもたらしてくれる。
実際、私はというと、10時半前に入館したが、11時過ぎに来場予定の友人と待ち合わせる予定だったので、「じっくり見ていこう」となり、PASONA館の展示を時間をかけて見ることにした。結果、1時間以上いた(公式による予想所要時間は30分くらい)。
最先端の医療技術が見れる
さて、肝心の中身は、「いのちの歴史ゾーン」「からだゾーン」「こころ・きずなゾーン」に分かれている。私の興味を最も引いたのは、「からだゾーン」である。そこでは、最先端医療技術の展示がなされていた。
おそらく世界で初めて一般的に公開されているiPS細胞で作られた心臓・心筋シート、「未来の眠りベッド」、未来の外科手術のあり方、我々の身体機能を改善・拡張してくれるロボットなど、どれも革新的なものばかりで見ていて飽きなかった。
ちなみに、「未来の眠りベッド」は、ブース付近で不定期に配られる整理券をもらうことで体験可能となる。もし体験したいならば、ほかの展示も見ながら、ブース付近の様子をちょくちょく窺うといい(6月下旬時点での情報なので、今後形式が変わる可能性はある)。
いずれはみんなこれで眠るようになる?
私も体験してきた。「未来の眠りベッド」についていろいろ学んだが、「未来のベッドでは見たい夢を選んで寝れるようになる」という情報に最も衝撃を受けた。こういうのは疑うよりも信じた方が幸せな気がするので、私はそんな未来を信じることにした。
「大阪万博来たぞ!」という気持ちになった
今回の大阪万博で私が初めて行けたパビリオンで、かつ、かなり質が高かったのもあり、「これが2025年の万博か!」と心がとても躍った。
朝5:30に起床し大阪へ向かい、入場まで1時間近く並んで、すでに疲れ切っていた私を癒してくれたパビリオンであった。大阪万博にはまだ数回伺うが、このPASONA館で感じた昂揚感は今後も忘れないであろう。
私が魅力を感じたパビリオンのもうひとつ、電力館についてもまた近いうちに語ろうと思うので、ぜひご覧になってほしい。