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はじめての大阪万博【事前予約なしで行ってきた】

先日、はじめて大阪万博に行ってきた。今回はその時の振り返り。事前準備、当日の動きを中心に語ろうと思う。

また、普段はコメントを開放していないが、今回の記事はコメントを開放するので、万博の情報や行った感想など、ぜひコメントしてみてください。

事前準備

今回、私は6/22(日)に万博へ行ったのだが、その日に行くのは6月上旬に決まったため、あまり事前準備をすることができなかった。

大阪万博入場券をネット予約

今回の大阪万博では、先にチケットを購入し、その後に来場日時を予約することができる。当初、私がチケットを購入した時点では、6/22(日)の9時、10時の入場枠は完売。仕方なく、東ゲート11時入場で来場予約した。

だが、「やっぱりもう少し早く入りたいなあ」と思い、来場予約の画面で粘っていたら、西ゲート10時の枠で来場予約をすることができた。この変更は当日に功を奏した。また後述する。

行きたいパビリオンを探す

Youtubeや実際に訪問した人から情報を得て、行きたいパビリオンを探した。私が行きたいなと思ったのが、大阪ヘルスケアのリボーン体験PASONAであった。

これらに行くことを第1目標にして計画を立てることにした。

7日前抽選に応募

今回の大阪万博では、2ヶ月前抽選、7日前抽選、3日前予約(これは抽選じゃなく先着)、当日登録といった4つのやり方で各パビリオン・イベントの予約を申し込むことができる。

私が万博に行くことになった時点で、2ヶ月前抽選は終了していたため、今回は7日前抽選に申し込みをした。私が申し込んだパビリオンは以下の通り。

結果は全外れ。今思えば「そりゃそうだよな(笑)」って感じ。休日に超人気パビリオンばかりを選んでいる。PASONAは当日並べることもあると事前に聞いていたので、予約限定パビリオンに絞って申し込んだわけであるのだが…

3日前予約に参戦

したが、あえなく撃沈。21時からサイトにログインし、0時から始まる先着申し込みに備えていたが、0時になった瞬間にエラーの表示。やっと0時半ころにアクセスできたが、行きたいところは全て埋まっていた。

3日前予約にはもう参戦したくないって思ったし、なんなら「もう大阪万博行きたくない。行くのやめよっかな」とまで思った瞬間もあった。

当日の動きをイメージ

こうして私は事前予約なし大阪万博に挑むことになった。当日予約を申し込みたいパビリオンを選んだり、予約なしでも行ける場所を探したりなどした。

私は西ゲート入場だったので、入れたらとりあえずPASONAかTECH WORLDあたりに並べたらいきたいと思っていた。

当日の動き

桜島駅8時40分過ぎに到着し、8時50分頃に駅のシャトルバス(要予約)に乗車。

到着後、9時15分くらいから入場列に並び始め。10時05分に西ゲートから入場することができた。

ここからは入れたパビリオンを中心に当日の動きを振り返る。ネタバレ防止のため、各パビリオンの感想はそこそこにしておく。

PASONA NATUREVERSE館

行けてしまったよ!!単独でまとめた感想もぜひ。

blues7.net

来場後、すぐにPASONAへ向かったが、すでに予約のみの受付となっていた。しょんぼりしながらTECH WORLDに向かうも、ここも同じく予約のみの受付となっていた。

またしてもしょんぼりしながら、もう一度PASONAへ向かったところ、予約なしの人の案内をちょうどやっており、運良くほぼ最前線で並ぶことができた。10分足らずで入場。10時20分頃の出来事である。

ちなみに、これはめちゃくちゃ運がよかったらしいということが後々に判明した。普通は予約なしだと60分くらいは並ぶらしい。幸先良すぎるスタートだった。10時に来場予約を変更したことが功を奏した。11時だったら絶対無理だった。

肝心の中身もめっちゃよかった。今回訪問したパビリオンの中では、個人的にNo.1。iPS細胞で作られた心臓をはじめとする最先端医療技術の展示、NATUREVERSEショー、未来のベッド体験など内容が盛りだくさんだった。

iPS細胞で作られた心臓

体験時間の目安は30分とあったが、私は1時間以上ふらついてしまった。未来の眠りベッド体験の整理券をもらうため粘っていたためである。整理券は不定期にベッド展示コーナー付近で配布されるので、それを待っていた。

展示が充実していたので、時間を持て余すことはなかったし、未来の眠りベッドも体験できてよかった。

石黒浩「いのちの未来」館

11時半過ぎにPASONAを出た後、万博を歩きながらスマホでポチポチと当日予約と戦っていたら、13時の石黒館の予約が取れた。

大阪大学の基礎工学部の教授がプロデュースしたシグネチャーパビリオンなので、ガチガチの最先端技術の展示が多いのかと思っていたが、意外と情に訴える系のヒューマンドラマであった。

私は結構好き。でも、人によっては「え?そういう感じ?」となる人が多いかもしれない。石黒館に限らず、シグネチャーパビリオンは人によって好みが分かれるそうだ。

ドイツ館レストラン

14時前に石黒館を出たあと、ビールが飲みたくてドイツ館のレストランに入った。レストラン前は通路を塞がないよう入場が制限されているが、レストランは席数も多く、回転も早いので、すんなり入場制限が解除され、15分と待たずにレストランに入ることができた。

ビールとおつまみ(ソーセージ)を頼んで、食事を楽しんだ。これだけで6,000円となかなかの万博価格であるものの、万博で食事をすれば高価格になるのはある程度わかっていたことである。私はすんなり受け入れつつ、充実した食事をすることができた。

フィリピン館

食事後、15時過ぎにドイツ館を出てから、東ゲートに向かって進み、「住友館並べないかなあ」と思いながら(住友館前で少し待機していたが、もちろん無理だった)ふらふらしていたときに目についたパビリオン。

中身はあっさりしており、個人的には「そこまでよくなかったなあ」という印象。ただ、中がめちゃくちゃ涼しかったので、避暑地としては最高だった。

フィリピン館を出た後、電力館の当日予約を抑えることができた。20時からの枠だったので、それまでの時間をどう使うかが私の課題となった。

TECH WORLD館

17時前にフィリピン館を出て、TECH WORLDに向かい、15分くらい粘っていたら予約なしの人でも並べるようになった。一瞬の隙を見逃さず、列に並び17時40分頃に入館。

台湾は、大人の事情で「台湾館」としてパビリオンを出すことができないらしく、台湾の企業であるTECH WORLDが代わりにパビリオンを出しているらしい。

大人の事情のせいで、台湾国として具体的な主張ができないせいか、曖昧な部分も結構多かったと思う。ただ、展示にかなりお金をかけていて、手厚い印象があった。ボリュームもあって、なかなかおもしろかった。

おみやげでポーチと帽子までいただけた。本当に手厚かった。

フランス館

フランス館外観(右にはアメリカ館)

18時前にTECH WORLDを出て、まだ時間があったので、電力館付近のパビリオンでどっか入れるところがないか探していたら、フランス館の係員のお姉さんが「今なら20分でいけますよ!」みたいなことを言っていたのですぐに並ぶ。

目算100m以上の行列で、本当に20分で行けるのか不安だったが、フランス館は列の進みが早く、本当に20分少々で入館することができた。

パビリオンの内容は、フランスらしく、Diorやルイヴィトンといったブランドとコラボした展示が多くあった。高級で贅沢な見応えのあるパビリオンであった。

電力館

最後に訪れたパビリオン。20時に入館。

入館するとまず「たまご」を選ぶように指示がされる。その「たまご」を置ける場所が体験エリアの要所要所にあって、参加者は電気にまつわる体験を行うことができる。

体験後は、別の部屋に案内され、電気のショーを見た。これも神秘的でよかった。

そして、出口を出ると、そこには様々な発電に関する説明がドバーっと並んでいた。学びを得られる仕掛けもちゃんとあり、ただ楽しかったとかただ綺麗だったというだけで終わらなかった点もかなりポイントが高い。

これと同じようなものが壁5面にわたって展示されている

とても満足感のあるパビリオンだった。

大屋根リング

今回の大阪万博の目玉のひとつ、大屋根リング。昼間にも登ってみたが、電力館を出た後にも登ってみることにした。

夜の景色もとてもすばらしく、これを見れただけでも来た甲斐があったと感じた。

大阪万博に行ってみた感想

事前予約なしで訪れたが、運も良くいろいろと回ることができた。とても満足。10時に入場変更できたことがとても大きかった。10時に入れたからこそ、初めての大阪万博でこれだけのパビリオンを当日予約なしで回ることができたと思う。

まだまだ行きたいなと思い、弟と妻を誘い、9月に弟、10月に妻をそれぞれ連れていくことにした。次は、9時入場でいけるし、2ヶ月前予約にも参戦できる。大本命の大阪ヘルスケアのリボーン体験をぜひとも当てていきたいと思っている。

私は愛知万博にも行ったのだが、まだ小学校低学年だったこともあり、記憶はうっすらといった感じ(もちろん、楽しかった記憶はある)。そのこともあり、私が大人になってから初めて開かれた今回の万博は忘れられない思い出となった。

大阪万博に行く上で大事なこと

今回の万博で大事だと思ったのは、「情報収集力」「元気な体」である。

せっかく行くのなら、どのパビリオンがどのように運営しているか(予約があるのか、当日に並べるのかなど)は、まず必ず知っておくべきだと思う。その他、「知らないと置いていかれる」ことがかなり多いので、よーく下調べをした方がいい。

そして、情報収集のみならず、朝早くから動く人は特に、広いエリアを長時間動く覚悟と体力を蓄えておくことも大切。せっかく行く以上、動き続けないともったいない。暑さ対策をし、しっかりと1日中楽しんだ方がいい。

まだ4ヶ月あまり開催されている一大イベントなので、私は今後も精一杯楽しもうと思う。

コメントでぜひ万博の感想など残してみてください。