今回は、「浪人するべき人、浪人すべきでない人」について述べていく。
目次
浪人するべき人
次の2点の条件を満たす人が浪人するべき人だと私は思う。
①伸び代がある人
②メンタルが強い人
①については、勉強よりも部活に対して全力で打ちこんでいた人などがあてはまる。
それまで部活動に捧げていた分を勉強に打ち込むようになれば、
かなりの学力向上が見込まれる。
3年生の夏から勉強しても、現役での第一志望合格に届かない場合も多いが、
浪人が可能ならば、その伸び代は相当大きいと思う。
②については、浪人生に抱える不安や緊張を
乗り越えられるくらいのメンタルを持っている人があてはまる。
浪人すべきでない人
「浪人するべき人」の条件をひっくり返すだけになる。
❶伸び代が見込まれにくい人
❷メンタルが弱い人
①については、例えば、3年間ずっと勉強を頑張ってきた人などがあてはまる。
これはもう「浪人すべきでない人」というよりも、
「浪人したいと思わない人」と言えるかもしれない。
1年生の頃からコツコツ頑張ってきた人は、
「浪人するべき人」と比べると、伸び代はどうしても小さくなってしまう。
②については、メンタル弱い人は浪人という選択肢が生まれないようにも思えるが、
第一志望大学への思いは、メンタルが強いとか弱いとか関係ない。
そして、その思いが強ければ強いほど、「浪人すれば届くのでは…」と思ってしまう。
これは少し安易。
浪人の1年間にかかるリスクと自分の精神的強度をふまえて冷静な判断をしてほしい。
例外もある
3年間勉強を頑張ってきた人は、自分の学習スタイルに絶対的な自信を持っていると思う。
しかし、たとえ高校3年間勉強しても、結果が出ない人もいる。
そんな人がもし、
「3年間ずっと勉強を頑張ってきたけど、自分の勉強の仕方は間違ってたかもなあ」
と思い、学習習慣を見直せるなら、その人は浪人してもいいかもしれない。
あと、東大京大志望、医学科志望など、
最難関レベルを目指したいのであれば、伸び代・メンタルとか関係なく突き進むべき。
このように例外もある。
まあ、浪人するかどうかについては、しっかり熟考した上で、判断してほしい。
その上でもし浪人したいと思うのであれば、頑張ろう。
おわりに
今回の記事はここまで。
そして、今シリーズもここまで。
今後も、勉強・スポーツや、
生活に関する雑談などを投稿する予定。
ぜひご覧ください。