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就学浪人したからこそ言えること -メリット①-【勉強の雑談】

*前回の記事はこちら

 

ordinary4.hatenablog.com

 

 

 前回は、浪人のデメリットについて述べてきた。今回は、私自身の経験をふまえながら、浪人のメリットを綴っていこうと思う。今回はメリットの中でも、最も重要だと考えるものを1つ紹介する。

 

目次

 

 

浪人のメリット①

「メンタルが強くなる」

 やはり、これが1番のメリットだと思う。私自身、浪人という、良いとは言えない時期の中で、「どうすれば志望校に合格することができるか」を常に考えて過ごしてきた。このメンタリティは今でも発揮されていると思う。おかげで、浪人して以降、「ネガティブなことをどうポジティブに持っていくか」みたいな考えをする機会が多くなり、ちょっとやそっとのことでは折れないメンタルを手にすることができた。これは、10代の貴重な1年間を捧げたからこそ得られたものであると思う。浪人していた時の日々の不安、試験当日のあの緊張感は、何にも代えがたいものである(二度と経験したくはないが…笑)。結果にかかわりなく、あの不安や緊張と向き合ってきた経験は、社会の中でも活かされるものであろう。

 また、就学浪人とはいえ、ずっと勉強しているわけではないため、自分を見つめ直す機会もたびたびある。私も浪人中、「自分はなんのために今を生きているのか」といったことを捉え続けてきた(哲学者でもない限り、現役で合格した大学生があまり「自分はなんのために今を生きているのか」とかは考えないと思う)。それゆえに、自分を一歩引いた目線で客観的に捉える視点が得られた。社会で理不尽な目に遭ったとしても、「自分は浪人してるんだし、少しずつ頑張ろう」とか、「この状況も浪人の時に比べれば全然問題ないや」とか思えることは多い。

 メンタルを強くするために浪人する人はさすがにいない。なんなら、浪人したくてする人なんていない。ここがポイントである。不安になり、悩み、葛藤する。つらい時期なのは間違いないが、乗り越えられた時には確かな心の成長が待っているはずである。進んで浪人したわけではないがゆえに得られるものである。

 

今回はここまで。

次回、「【第3回】就学浪人したからこそ言えること -メリット②③-」